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1988年 F1第4戦 メキシコGP - 英雄アイルトンセナの世界

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1988年 F1第4戦 メキシコGP

1988年 F1第4戦 メキシコGP


開催日  :1988年5月27~29日
開催国  :メキシコ
サーキット:アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス
予選   :PP(20回目)
決勝   :2位


マシン  :マクラーレン MP4/4
エンジン :ホンダ RA168-E 80度V6ターボ


セナのモナコでの屈辱的な単独クラッシュから2週間が経過した。

セナは気持ちを新たにメキシコに乗り込んできていた。


マクラーレンはモナコでクラッシュしたマシンを修復して持ち込んできた。

合わせてホンダもメキシコGP仕様のエンジンを導入する。

こうすることでさらにエンジンとシャシーの効率が上がったという。


予選ではセナはモナコでのショックを感じさせない相変わらずの速さを見せる。

金曜日に暫定ポールポジションを決める。

土曜日はコース渋滞でタイムアップならずも1番のタイム。

結局、金曜日のタイムで通算20回目のポールポジションが決定。


日本人期待の中嶋悟(ロータス)は自己最高の予選6位を獲得。


決勝レース

スタートでプロスト(マクラーレン)とピケ(ロータス)に

先行され3位にポジションダウン。

原因はスタート直後に2速に入れたとき、

突然ポップオフバルブが開いてしまったことにある。


セナはすぐにピケを捕らえるが、

その間にトップのプロストは2位以下との差を大きくしていた。

プロストとセナは同じようなラップタイムで、その差が縮まらず進行していく。


さらにセナにはアンダーステアやリアタイヤの消耗、燃費などの問題もあったようだ。

結局、セナは最後までプロストに仕掛けることもできず、

7秒差の2位でレースを終えることになる。

プロストは全周回1位で優勝。

期待の中嶋は28周目にターボトラブルでリタイアした。


レース結果やその過程を見る限りでは、

ただ淡々と2位を走っていただけのようにも思えるが、

セナにとってはモナコのリタイア後の初レースとして、

とても大きな意味を持っていたようだ。


「僕は確実なドライビングをした。攻撃的ではあるけど、

 目一杯の攻めじゃなくて、着実にやった。

 あんな気持ちになったのは初めてだった。

 自分で自分のパワーを感じながらも、そのパワーを押し出すのではなく、

 自信を回復するのが先決だと思った。僕はいい成績をおさめるために走った…」

(Number VIDEO「アイルトン・セナが自ら語った魂の軌跡 挑戦と愛」より)


セナはモナコでの単独クラッシュから多くのことを学び、

今回のメキシコGPから、F1ドライバーとしての次の段階へと進化した!

メキシコではやや押さえ気味に走ったというセナだったが、

次のカナダ以降では自身をコントロールしつつもいつもの攻撃的なセナに完全に戻り、

チャンピオンに向けて爆進していくのだった





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