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1988年 F1第9戦 ドイツGP - 英雄アイルトンセナの世界

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1988年 F1第9戦 ドイツGP

1988年 F1第9戦 ドイツGP


開催日  :1988年7月22~24日
開催国  :ドイツ
サーキット:ホッケンハイムリンク
予選   :ポールポジション(23回目):1'44"596
決勝   :優勝(11回目)


マシン  :マクラーレン MP4/4
エンジン :ホンダ RA168-E 80度V6ターボ


第8戦イギリスGPでは、開幕からの連続ポールポジション記録がストップしたが、

予選3位から雨のレースを確実に制したセナ。


ストレート・全開区間が非常に長いここホッケンハイムでは、

予選からホンダパワーを最大限に引き出し他のチームを寄せ付けない。


【予選】

金曜日はエンジンパワーが上がらなかったとはいえトップタイムをマークする。

土曜日は気温・湿度ともに高く、タイムアップは望めないと判断した。

日曜日(決勝)を見据えたセッティングを重点的に行う。

土曜日だけのタイムを見ると10位だが、

金曜のタイムでポールポジションには十分すぎるほどであった。


「アラン(プロスト)にポールポジションをとられてしまったら最悪だ。

 けれども、このサーキットではそれはあまり心配じゃなかった。

 結局僕たちは、レース用のセッティングで走ることに意味がある、
 
 と判断したんだ」

と語るセナ。


決勝レースでは前のレースに続いての雨。


雨はそれほど強くないが、路面が濡れていたため全車レインタイヤでグリッドに着く。

セナは好スタートをきりトップを守るが、

予選2位のプロストは出遅れて4位に落ちた。


前戦イギリスGPでは、雨の中果敢に攻めるセナに対して、

プロストは不甲斐ないレースをしたとして報道陣の批判の的になっていた。


プロストはスタートは失敗したが、

「雨に弱い」という風評を払拭するかのように必死に追い上げるレースをする。


そしてプロストは11周して2位のポジションを取り返す。


しかしその頃セナはすでに13秒も前方。

その後2位に上がったことを知ったセナはプロストとの差をコントロールしながら、

レースコントロールをしながら、危なげない走りで周回を重ねていく。


結局セナは全周回1位でそのままゴール!

雨のレースを連勝!!


傍目からは「楽勝」のようにも見えたが、セナにとっては有意義なレースだったようだ。


「アランが激しくプッシュしていたから、差を維持することに集中したよ。

 一度もストップせずに、ウエットタイヤでレースを完走するのは簡単じゃない。

 それだけに(この年)5度目のこの優勝は格別だった」

とレース後に語る。


これで、一時は18点もの差があったプロストとセナのポイント差はわずか3点となった。

チャンピオンシップ制覇に完全に射程圏内に捕らる形になった。

その後もセナの勢いは止まることを知らず、激しいチャンピオン争いを展開していくのだった。





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