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1988年 F1第10戦 ハンガリーGP - 英雄アイルトンセナの世界

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1988年 F1第10戦 ハンガリーGP

1988年 F1第10戦 ハンガリーGP


開催日  :1988年8月5~7日
開催国  :ハンガリー
サーキット:ハンガロリンク
予選   :ポールポジション(24回目):1'27"635
決勝   :優勝(12回目)


マシン  :マクラーレン MP4/4
エンジン :ホンダ RA168-E 80度V6ターボ


中低速サーキットで有名なハンガロリンク。

長いストレートがなく低速で曲がりくねったサーキットでは、

ターボエンジンとNAエンジンのパワー差がラップタイムに影響しにくくなり、

ホンダエンジンの相対的アドバンテージが小さくなる。


そしてNA勢のウイリアムズやベネトンが善戦する。


【予選】

金曜日、終了間際にアタックをかけるがクリアラップを取れずに5位に沈んだ。

土曜日、しっかりと指定席であるポールポジションを獲得した。

しかし、マンセル(ウイリアムズ)が0.1秒差の2位、

3位ブーツェン(ベネトン)は0.3秒差と接近。

ハンガロリンクでのエンジンの違いによる、差が少ない、

ホンダのアドバンテージが取れないということが予選でも証明された。


ライバルのプロストは7位に沈んだ。

プロストはレースカーのエンジンに振動が出たので、スペアカーで走ったためだ。


【決勝】

レースはセナが終始リードする形となる。

マンセルやブーツェンなどもセナに食い下がるが、オーバーテイクまでは出来ない。

7位スタートのプロストも粘り強く順位を上げており、47周目には2位に上がった。

この時点でセナとプロストの差はわずか2秒。


そして49周目のホームストレート、

2台の周回遅れのマシンの処理にセナが一瞬ためらう間に

プロストは一気にセナとの差を詰め、

セナのイン側に並び、

1コーナーをオーバースピード気味にセナの前に出た。


抜かれたセナはあえてブロックしようとはしなかった。

プロストがオーバースピードでコーナー出口でアウト側に膨らむと予測したためであり、

1コーナーの出口でインに入り、巻き返そうとしたのだ。

そしてそれは現実のものとなる。

非常にクリーンなライン取りで数秒間明け渡したトップの座を再び奪い返した。


セナとプロストはその後、大きなバトルのないまま最終的には0.5秒差でレースを終えた。


この優勝によりドライバーズ・ポイントでプロストに並んだ。


しかし周りはそう思う人よりも49周目の攻防により、

F1の実質的覇権がそれまでのプロストからセナに移った瞬間であったと捉える人も多い。


だがプロストもこの年、終盤までセナを苦しめることとなる。

翌年にはセナに不運が重なったという要素があったものの王座を奪い返すなど、

以後もセナの前に立ちはだかることになる。




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