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1988年 F1第13戦 ポルトガルGP - 英雄アイルトンセナの世界

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1988年 F1第13戦 ポルトガルGP

1988年 F1第13戦 ポルトガルGP


開催日  :1988年9月23~25日
開催国  :ポルトガル
サーキット:アウトドローモ・ド・エストリル
予選   :2位:1'17"869
決勝   :6位


マシン  :マクラーレン MP4/4
エンジン :ホンダ RA168-E 80度V6ターボ


1988年のチャンピオンシップも大詰め残り4戦となる。

F1サーカスはポルトガル、スペインのヨーロッパラウンドを2週続けて行いヨーロッパを終える。


イタリアGPではマクラーレンホンダの連勝記録が11で途切れた。

セナとしては、残り4戦で勝利をあげ、一気にチャンピオンを獲得したいが、

ベテランのプロストもそれを阻止しようと踏ん張りを見せる。


【予選】
 金曜日の暫定ポールポジションはセナ。

 土曜日はプロストがトップになる。

 その後予選終了まで15分残っているがプロストはスーツを脱ぎ、セナにこういった。

 ”僕の出したタイムを、君には破ることはできないよ。”

 と・・・・。

 プロストの言葉は現実の物となった。

 セナは渋滞に巻き込まれ2番手止まりとなる。


 今年ポールポジションを獲得出来なかったレースは3度ある。

 その内、プロストに負けたのは2度。

【決勝】
 スタート直後に多重事故発生。レースのやり直しとなる。

 スタート位置は、イン側:プロスト アウト側:セナ の配列

 2度目のスタートでは、セナが好スタートを決める。

 プロストもマシンをアウトに寄せつつ、セナのラインを塞ごうとするが、

 セナの意地でアウトからプロストをかわした!
 

 セナはスタートにおけるプロストのブロックに怒りを覚えていた。

 次の周、プロストはセナのスリップストリームに入る。

 プロストはセナのインに並びかけたとき、イン側にセナはマシンを寄せる


 ピットウォールすれすれまでプロストは押し出されそうなところまでいく。

 プロストもこの危険に値する行為に怒り、セナをアウト側に追いやる格好になりながら、

 1コーナーを先行して奪う。


 セナは、ブロックが上手い選手と言われていた。

 しかし、セナにとってはブロックの上手い、というより正確でかつ、最短距離を通っていた。

 理想的なライン取りをしているだけなのである。


 しかし、今回のセナの行動はプロストに対して顕著に危険な行為として見て取れた。

 セナのチャンピオンへの執念がそうさせたのかもしれないが、これは危険なことである。

 
 レースはプロストが勝利。

 セナはその後、燃費とオーバーステアの問題が発生したため、6位で終えた。

 
 プロストは、レース後にこう語っている。

 「ワールドチャンピオンを決定するために、
  ああいう危険を冒さなければならないとしたら、チャンピオンシップなんてどうでもいい。
  彼がそんなにチャンピオンになりたいのなら、
  そんなものいくらでもくれてやるさ。」

このことがきっかけになり、今後のセナプロ対決に関わりを持つことになる。




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