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1984年 F1 第16戦 ポルトガルGP - 英雄アイルトンセナの世界

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1984年 F1 第16戦 ポルトガルGP

1984年 F1 第16戦 ポルトガルGP


開催日  :1984年10月19~21日
開催国  :ポルトガル
サーキット:アウトドローモ・ド・エストリル
予選   :3位
決勝   :3位

マシン  :トールマン TG184
エンジン :ハート(ターボ)


1984年F1デビューしたセナ。

その1984年も残り1戦、ポルトガルを残すのみとなった。

トールマンという中堅チーム(下位に近い?)からのデビューだが、

マシン性能を精一杯引き出し、結果を残してきた。

そんな中マシンが改良されるにつれ、上位に食い込めるくらいになってきた。


中でもモナコでのパフォーマンスは周りを驚かせるくらいのドライビングテクニックの持ち主だという

ことを証明させた。

それと、的確は判断・アドバイスでマシン開発にも長けていることが証明された。


このポルトガルはF1が初めての開催である。

しかし、セナは、カート選手権でエストリルの経験がある。

そして、ポルトガルとブラジルは同じ言語を話すことでも関係が深い。

そのため、セナは、初開催のサーキットであるにもかかわらずリラックスして挑む。

新エンジンとマシンも好調であり、金曜日から上位に食い込んでくる。

土曜日のフリー走行ではトップタイムを出すくらいの好調さを示す。


午後からの予選でも3位。

しかし、ポールポジションのピケから0.23秒の差という僅差での3位となる。


最終戦ニキラウダとアランプロスト(両マクラーレン)のワールドチャンピオンが掛かった

レースでもある。

ラウダ66ポイント

プロスト62.5ポイント


ラウダは2位に入れれば、プロストが優勝しても3度目のタイトルを獲得。

そのラウダは予選は11位。

そういったレースの緊迫感があり、ドライバーの中で、ラウダが来たら道を譲るという変な空気があった。

しかしセナは、こう言っている。

「彼が勝つつもりでいるなら、自分の力で勝利をつかむべきだよ」
  (「生涯 アイルトン・セナ」)

あくまでレースはお遊びじゃないということを言っている。


その決勝。


1周目は4位で通過。


1位 ロズベルグ
2位 マンセル
3位 プロスト
4位 セナ


じりじりとプロストが追い上げ、9周目にはトップになる。

セナも19周目にはロズベルグをオーバーテイクし3位に浮上。

しかし、後方からラウダが接近。

普通のドライバーなら譲るところだが、セナは、レース前に「譲るつもりは無い」と公言。

マクラーレンとトールマンではマシン性能が圧倒的な差で違うため、33周目にオーバーテイクされる。


それ以降、
1位 プロスト
2位 マンセル
3位 ラウダ
4位 セナ
で単独走行をしてきたが、52周目にマンセルにブレーキトラブルが発生し後退。

セナは3位に上がる。

これ以降セナはマシンを労りながら走行し、3位表彰台を手に入れた。

優勝はプロスト、2位にラウダ。

タイトルは0.5ポイント差でラウダのものとなる。

プロストはラウダを祝福し、

ラウダもプロストに「来年は君だ!」と囁いたらしい。


プロストの師匠的存在のラウダがプロストの基礎にあるのだろう。

そのプロストが後にセナを悩ませる存在となる。

表彰台にプロスト、ラウダ、セナ。

70~90代を背負う3名手が揃って、表彰台に立った。



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