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1991年 F1第9戦 ドイツGP - 英雄アイルトンセナの世界

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1991年 F1第9戦 ドイツGP

1991年 F1第9戦 ドイツGP


開催日  :1991年7月26~28日
開催国  :ドイツ
サーキット:ホッケンハイム サーキット
予選   :2位
決勝   :7位



このドイツGP前に同じホッケンハイムでテストをセナは行った。

その際にセナは、ホッケンハイム第1シケインで時速300kmでリアタイヤが外れマシンは

5mもの高さまで宙に舞うというクラッシュをした。

しかし、首と肩を痛めただけの故障になりドイツGP参戦には問題なしと診断された。

だが、マシンが宙を舞うということは非常に危険なことであるため、今後の問題ともなっていく。


セナと元同僚でロータスで一緒に走ってきた、中嶋悟が7月25日に今期限りの引退を発表。

セナと中嶋は87年にロータスでチームメイトとなる。

ドライバーアドバイスはセナは中嶋に、

ホンダエンジンの情報をセナに、と仲が良かった。

セナは中嶋のことをこう言っている。

「彼は、F1が日本で認知され普及するのにすごく貢献してくれた。 …
 
 (中嶋の引退について)正しい選択をしたことを祈るよ」


マクラーレンのスポンサーである「Marlboro」は、たばこ広告禁止のGPに関しては、

文字をバーコードに変えて走行していた「||||||||||」といった感じ。

しかし、このドイツでは「McLaren」の文字が入っていた。


模型メーカの田宮の働きかけと見られている。


さて、レースの方は


金曜日予選は4位と出遅れる。

土曜日予選はウィリアムズのマンセルに肉薄したが、0.2秒届かず2位。

このホッケンハイムの超高速サーキットはエンジンがものをいうことでも有名。

だが、そのマクラーレン・ホンダのエンジンでさえも、ウィリアムズのトータルパッケージには

勝てないことを痛感してしまう。


日曜日決勝。

スタートはマンセルが走り、ベルガー、セナ、プロスト、アレジ、パトレーゼと続くが、

パトレーゼはすぐにアレジをオーバーテイク。


2位ベルガーは14周終了時点にピットに入るが、タイヤナットがうまくかみ合わず大きくタイムロス。

17周目、2位セナ、3位プロストが同時にピットイン。

ピット時間も同じようなタイムだったため、そのままコースへ復帰。

マンセル、パトレーゼも続いてピットインを行う。

そんな中アレジは、Bタイヤ(堅め)を選択していて、タイヤ無交換作戦でGPに挑む。

そのため、ピットインしているドライバーをよそにトップを快走。

マンセルは2位でパトレーゼは、プロストの後ろでレースに復帰。


タイヤ無交換作戦のアレジだったが、マシンパフォーマンスで優位に立つ、ウィリアムズの前に

歯が立つわけがない。

そのままマンセルがトップへ返り咲く。


パトレーゼもセナ、プロストの後ろになっていたが、3位へ浮上。


セナとプロストはこのレース、さすが、セナ・プロ対決と言わしめるようなレース運びをする。

中盤~終盤の間、プロストは前のセナにこーな手前で並びかける、

しかし、セナもその動きを見てレコードラインを守りオーバーテイクを許さない。

一見、普通のバトルであるが、この2人の場合には、少しのラインズレがあればすぐに順位が

入れ替わるというバトルを繰り返している。


プロストとは、しばらくの間バトルをしていたが、

残り8周になったとき、プロストは一気に勝負に打って出た!

第1シケインでアウトから並ぼうとしたのだ。

しかし、セナはインを譲らない。

この時少しプロストはオーバースピードのようにも見えたが。。。。

そして、このインを閉めたままのため、プロストはエスケープゾーンに入ってしまう。

このエスケープゾーンにはコーンがあり、簡単には通れなくなっている。

そのため、プロストはコース復帰が出来ずリタイアとなった。

この件でプロストはセナを批判した。

しかし、再生映像を見るとプロストの突っ込みすぎであることが明白となっている・・・。


セナは、このプロストがリタイアした関係で、4位キープ。

しかし、ファイナルラップに再び悲劇が起こる。


2戦連続のガス欠が発生したのだ。

そのため、7位完走扱い。ノーポイントに終わった。。


今回のミスは、エンジン側のガソリン残量が正しく表示されなかったためとされていたが、

実はマクラーレンの作業ミスということが後々発覚することとなった。

最終結果は、ウィリアムズ1-3フィニッシュ。

コンストラクターズ・ポイント(製造者ポイント)でマクラーレンを逆転することになる。

そして、セナ・プロストには今回の件で溝を作ってしまうという散々な結果が待っていた。


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